ケンカ友達〜第2章〜

〜熔かされて〜



あたしと涼也、ケンカ友達だけど、結ばれてた。

股間に挟んでたタオルに血の跡があった。

これから、この心地いい腕枕をしてくれている人が私のカ、レ、シ。

 

俺と彩乃、ケンカ友達兼カレカノになった。

初めてだ、自分の子供を産んでほしい、とそこまで愛せた女は。

腕の中にいるこの強がり女子を、何があろうと、守っていくよ。

「そろそろ、シャワー浴びよ」

彩乃の髪を撫でながら言った。

「シャワー使わせてくれるの?」

顔を上げた彩乃は、何遠慮してんだよ、少し驚いてた。

「親父もお袋もまだまだ帰って来ねえし、安心してシャワー浴びられるよ」

急に、目を細めて眉間に皺を寄せ、どうしたんだよ、唇まで絞って、不機嫌な顔つきになる彩乃。

 

 「ありがと、じゃ、涼也、先に浴びてきて。あたし、あとでいいから」

「え?」

涼也の口がぽかんと開いている。

 「どしたの?」

「一緒に、浴びねえの?」

「はぁ?」

今度はあたしの口がぽかんと開く。

「おめえ、普通、こういうときは、一緒に浴びるだろ?」

普通?

はー、この男、口滑らせやがっなあ。

「あんたさあ、何人の女とやり終わったあと、一緒にシャワー浴びたんだよ?」

「いねえよ、そんな女」

嘘だった。

でも、優しい嘘だ。

 

「はいはい」

と彩乃は俺の腕の中でも背中を向けた。

「ほんと、だって」

だから、優しい嘘だっての。

わかってるよ、優しい嘘だって。

ああ、男の過去にこだわる、どうしょもないヤキモチ焼きの女に、早くもなってしまった。

ダメダメ、こんな女は面倒くさがられて嫌われる。

え?

涼也があたしの胸を揉んできた。

「俺はよう、今は、もう彩乃しか見えないから」

今は、ってことはやっぱり他の女、何人もと…。

また口滑らせてやんの、この男。

でも、 何か、こういううっかりに気づかない、こいつが可愛い。

あの手繋いでた子たちとも?

それとも、別の何人か?

あたしも嫌ほどわかってるよ、涼也が凄いモテるの。

 

「一緒に浴びよ、シャワー」

俺は彩乃の首筋に、拗ねてるおまえも可愛いって、キスをした。

くるっと体を半転させて、彩乃は俺の唇に吸い付き、舌先でちろちろと俺の舌先をさわがす。

「裸、見られんじゃん」

「はあ? 意味わかんねーし」

「だからあ、モロ見えになるじゃん」

んな、益々、舌先動かしても、マジで理解できねえよ。

 

「すいません、彩乃さん。今、どういう状況っすか?」

と涼也は笑い堪えながら言うけど、やっぱ、くっついて見せる裸と、ちょっと距離置いて見せる裸は別もんだよ。

 

「いや、その…。シャワーは何か恥ずかしいってか…」

ま、いいや、無理強いもよくねえか。

「わかったよ」

と俺は彩乃の頭の下から腕を抜く。

これから先、彩乃とは幾らでも一緒にシャワー浴びれる。

初日は、引いとくよ。

「じゃ、先に浴びてくるわ」

上体をベッドから起こした。

 

何?

意外とあっさり諦めんだな。

何かあ、納得いかない。

「ちょっと、待てよ」

「ん?」

惚けた顔して涼也が振り向く。

「いっ、一緒に、浴びるよ」

今回だけじゃない、ケンカしてるときだってそう。

涼也にもっと迫ってほしいとき、あっさり諦められると、そんなもんかよ!?

と逆にあたしから迫ることが度々あった。

これも、そうだよ。

「だって、おまえ、恥ずかしいんじゃ?」

「なわけねーだろ! あれだけのことやっといてよ」

とあたしは涼也を尻目に起き上がる。

もう、開き直ってやる。

「てめえの彼氏の前で裸の一つや二つ…」

ベッドから降りた。

「おい、シャワーどこだ?」

呆気に取られる涼也。

一瞬、沈黙になる。

フッ、あたしが開き直ったら、いつも、その澄ました顔だ。

「彩乃。見とれるほど、綺麗な裸だ」

「も、ちょっとやめてくれるぅ!」

あたしは、空元気は一瞬だよ、ベッドの中へ逃げ戻った。

 

ああ、気持ちいい。

セックスのあとのシャワーは、いつも…。

いや、いつも、じゃねえよ、今回は特に気持ちいいって思わねえと、彩乃に申し訳ねえよな。

「何、ぼーっとしてるの?」

彩乃が俺の背中を洗ってくれていた。

「あ、いや、あんまり気持ちいいから意識飛んでたよ」

「気持ちよくなってもらって、よかったよ」

振り返り、俺は彩乃を抱きしめてキスをした。

シャワーの音が背中から聞こえる。

湯気の中で髪と睫毛を湿らせた、彩乃が無性に色っぽく見えた。

唇と唇が静かに離れる。

「涼也、何か、当たってる」

彩乃は俺の首に両腕を回して体を密着させていた。

視線を少し外して、彩乃は照れて笑ってるように見える。

「触ってみるか?」

 

うん、触りたい。

好奇心なんて生やさしいもんじゃない。

涼也の広い背中を洗ってるときから、また、涼也とセックスしたい、と興奮していた。

「いいの?」

いやらしい女とは思われたくないという、遠慮がちな気持ちもあったから、ひとまず、そう聞いてみた。

「ああ、これはもう彩乃のもんだから」

嬉しかった。

やっと、涼也の全てがあたしのものになった。

ゆっくりと涼也のその部分に手を伸ばす。

指先が先端に触れ、そっと手の中にそれを収めた。

「でっか! で、何でこんなカチカチなの!? 」

「色気ねえ、おめえ」

「いや、色気だそうと、あたしも途中まで頑張ったんだけどさあ」

でも、また涼也とセックスしたいって興奮してることは間違いないんだよ、これでも。

いやあ、でも、またまだ、その気持ちを全開にするには、あたしは未熟だわ。

ごめんだけど、色気から陽気へ逃げて照れ隠しさせてもらいます。

「タオルで拭いてあげたときとは、ボリューム感が全然違うしい! 直接触るのは、ふあー、迫力あるわー」

 

こいつだけは、もう、しょうがねえなあ。

彩乃の性格なんてよくわかってるけど、セクシー路線もありかなって途中まで見とれてたねに…。

でも、俺が惚れたのは、ありのままの彩乃なんだから、俺のほうが、しょうがねえよ。

「ここも、洗ってやろうか?」

勝手にしろよ。

「はい、お願いします」

「うーん」

そこ握りながら、見つめながら何考えてんだ?

この全裸女。

「背中洗ったときみたいにボディスポンジ使う? それか、素手にボディソープつけて

直洗いする?」

直洗い?

初めて聞くよ。

俺のほうがハズいわ。

「じゃあ、その直洗いで」

「わかった。そだよね、素手でないと、こういう、ほら、出っ張ったとこの下の溝みたいなとこは洗い辛いもんね」

ああー、もう、マジ好きにしてくれ。

「ほらほら、この溝、ここ」

だから、いちいち見せなくていいって。

「うわっ!このコロコロしたのが入った袋みたいなの、マジ可愛いー!」

いいから、もう黙ってろ。

 

「楽しい、シャワーだったな。彩乃」

それから涼也はあたしの体と髪まで洗ってくれた。

「うん、気持ちよかったあ」

部屋に戻って、腰にバスタオルを巻いた涼也と胸にバスタオルと髪にハンドタオルを巻いたあたしはベッドを背もたれにして、ちょっと休憩。

「あたし、はしゃぎすぎたね」

涼也の腕があたしの肩に回る。

「可愛いかったよ」

「嘘だ」

あたしは涼也の胸に顔をつけた。

「ほんとだよ。特にあそこ洗ってやってたときは」

「ばか」

 とあたしは小声で言って顔を上げ、涼也に照れ隠しのキスをする。

舌と舌が絡まり、いやらしい粘着音が口の中をかき乱した。

「あのときの、彩乃の声、可愛いかったよ」

と涼也の言葉が、唇と唇の隙間から漏れる。

「気持ち、よかったから」

俺の頬を両手で包み、彩乃の舌が更に激しく絡まる。

「もう、こんなのいらねえだろ」

と彩乃の胸に巻かれたバスタオルに指を掛けて取り去った。

「涼也もね」

彩乃も俺の腰のバスタオルを取り去る。

妖しい笑いを浮かべて、彩乃がまた俺の硬いものにそっと触れた。

これまでも、彩乃とは遠慮ない関係だった。

だから、平気でケンカできた。

その平気でケンカし合える遠慮ない関係に、初エッチと初シャワーが加わり、更に彩乃を解放的にさせたんだろう。

もし、彩乃じゃない他の女だったら、初エッチと初シャワーだけで、ここまで大胆になんねえよ。

 「ねえ、ここって、いつもこんなに大っきくて硬いの?」

「なわけねーよ。彩乃が俺を興奮させてるから、大っきくて硬くなってんだよ」

また、彩乃がキスしてくる。

彩乃の髪に巻かれたタオルも取り去った。

「じゃ、シャワーのときも、興奮してたんだ?」

「ああ、興奮してたよ」

 

涼也が優しくあたしの胸を撫でている。

あたしだけじゃない、涼也も、興奮してたんだ、と安心した。

「で、彩乃は興奮したら、ここが…」

と涼也の手があたしのそこに、伸びる。

「濡れて、くる」

知ってる。

シャワーのとき、涼也が触ってくれたとも濡れてたじゃん。

シャワーのお湯でよくわかんなかった?

今は、もう、よく、うっ、あ、わ、わかるよね。

涼也の指が、その中に入ってく。

「もう、こんなに…。いつから、濡れてたの?」

うっ、スッ、スムーズに、涼也の、涼也の指があ…。

「ずっ、ずっと濡れてたよぅ。涼也と、涼也と、いっ、あっ、いっ、一緒にい、いるだけで、濡れっ、濡れる体に、なった、なったから…」

 

頼りなく、でも、健気に、彩乃は俺の胸なら顔を上げる。

その湿った唇に、堪らず食らいついた。

グジュグジュ。

音を鳴らすのは、口の中だけじゃない。

熱くて仕方ない、彩乃の膣からもそんないやらしい音が鳴っていた。

深く、荒く、激しくなる息遣いに苦しくなったのか。

彩乃が俺の唇から自分の唇を離し、息を思いきり、すんげえ綺麗な首筋だ、吸い込む。

「愛、してるぅ」

と彩乃が吐く息と一緒に、濡れた髪と唇、潤んだ瞳が堪らない、漏らした。

「俺も、愛してる」

もう我慢なんてできる訳がない。

俺は彩乃の華奢な体を両腕で掬い上げて、ふわり、とベッドへ寝かせた。

 

心地よかった、涼也に寝かせてもらって。

1回目のときは、何が起きるかわからない不安もあったたけど、2回目は、もう何が起きるかわかってるから不安はない。

不安どころか、早く、涼也が欲しくて仕方なかった。

あたしの真横に横たわった涼也はあたしの手を取り、そっと、また、あの硬い部分へ触れさせる。

もう、これ、誰にも触らせない。

あたしだけの、もんだから。

と思うと、自然に握る手に力が入る。

「彩乃、舐めてみる?」

もう何ほざいてんのこの男!? んな、いきなり。

「それ、自信ないって!」

正直に言っとかないとさあ、やったとしても、

「この下手くそがあ」

ってたとえ言葉に出されなくても、後悔されたくないじゃん、愛してる人にさあ。

「やり方、知らないしぃ」

と唇を尖らして上目遣いのあたしに、涼也は腕枕をしてくれる。

頭の下のクッション枕とあたしの肩の間に入る涼也の腕が気持ちいい。

「教えてやるよ」

と言う涼也。

そのダークブラウンの綺麗で優しい瞳に、あたしの躊躇いは炙られ熔かされた。

「ほんとにぃ?」

視線をそのままに、あたしの手は涼也の硬いところに戻った。

「ああ、教えて、やるよ」

 

唇を重ね直すと、彩乃が微笑んだ。

「涼也が、最高に気持ちよくなる舐め方、教えてよ」

両眉を上げて少し首を傾げる彩乃は、まだはじめる前なのにどこか得意げに見える。

「任せとけ」

濡れた髪を撫でてやると、

「うん」

と一つ頷いた彩乃。

俺に視線を残したまま、俺の体をゆっくり滑り落ちていった。

両足を開いてやると彩乃がその間に入り、硬いものを握る。

いよいよだ、と俺は両腕を頭の下で組んだ。

生意気な態度と言葉で、口も利きたくないほどムカついているにも関わらず、

「涼也ぁ」

とケンカのすぐあとなのに、まるで何も無かったように擦り寄ってくる、時には、ウザい存在だけど、授業中、机に向かってノートを取っている真面目な姿を眺めながら、

「あの制服の下、どうなってるんだろ?」

といつも全裸を想像してしまうほど、愛しくて堪らない女が、俺のを、今、舐める。

異常に、俺は、興奮してた。

 


「何、見てるの?」

こんな状態で、そんなじーっと見られたら、恥ずかしいの通り越して何かウケるよ。

あたしは、涼也の硬いものを握りしめたまま、俯いて肩を震わせ、ケラケラ笑ってしまった。

「彩乃が綺麗で見とれてたんだよ」

「なーに、言ってんだか」

先っぽを指先でツンツン突いてやった。

あれ?

指先にネバネバした透明の液体がついてる。

フフフフっとお腹を波打たせて涼也も笑ってた。

「早く教えなさいっての」

笑いを呑み込んで、硬いものを左右に振った。

「よし、じゃあ、その根元から舐めよっか」

さっきまでは、初めてのことにちょっと緊張してたんだけどね。

こういう明るい入りのほうが、さ、やーろお、って感じで緊張取れていいよ。

「はーい」

あたしは、その根元に舌をつけた。

 

先からパックリもありだけど、初心者の彩乃にはまずは根元から慣れてもらおう。

「唇で軽く根元を挟み込むようにして、そのまま、舌で波打たせるように上に向かって這わせて」

わかるかなあ?

俺の説明で。

 彩乃はお尻を高く、うー、エロい格好、上げて、俺を、その視線がいい、見つめながら言われたとおりに舐め上げていく。

十分気持ちいい。

「アイス舐めるみたいに、下から上に舐めて」

根元に舌を戻して、舌面をつけた彩乃は、べろーん、と上に向かって舐める。

 

上下にベロベロ舐めていた。

でも、涼也は澄ました顔でじっと見てるだけだから、どんな感じなんだろ?

「気持ち、いい?」

舌を一旦話して聞いてみた。

「ああ、とっても」

笑顔を滲ませる涼也に安心するあたし。

うん、両肩の張りがなくなって楽になった。

「先っぽを口に含んでみよっか」

オッケー。

「うん」

とあたしは笑顔で返事した。

大きく、張りのある、涼也の先っぽをパックリ、口に含む。

「舌を、舌を、こう、回転させるように、舐め、て」

こんな感じかな?

とあたしは口に含んだ先っぽの周りを舐めた。

「うー、すっ、凄い、気持ちいい」

ふー、っと息を吐いて、目を細める涼也の表情から、お世辞なんかじゃなく

本当に気持ちよくなってくれている、と感じると、あたしの鼻息も荒くなってくる。

涼也はあたしだけの男。

ここも、あたしだけのもの。

涼也が過去の女達に付けられた匂いを舐め落として、逆に、あたしの匂いを塗り込んでやりたい。

嫉妬と欲望が入り混じり、そこに密着するあたしの舌の動きがより強く、より激しく、より熱くなる。

もう、誰にも、渡さない。

 

 スッ、スゲエ、ねちっ、こい。

何が彩乃をここまでいやらしくさせているんだ?

舌の密着度が、最初に比べて格段に上がってる。

とろけるほど、気持ち、いい。

でも、まだある、靄がかかりそうな意識を立て直した。

 「あ、彩乃、そ、そのピンと張った筋みたいなの、わか、わかるか?」

 

ん?

ここかな、とあたしはその筋を舌先でチロチロと舐めて、

ここ?

と涼也に目で合図を送った。

「そ、そこ。そこを舌先で弾くように舐めて」

こういうとこも気持ちいいんだね、とあたしは舌先に軽快なビートを加えて、涼也のその筋を舐める。

はっ、はっ、は、は、は…。

涼也の息遣いが、凄い感じてそう、荒く、早くなった。

 

普段から頭いいと思ってた彩乃。

ここまで、ノミコミが早いとは…。

このリズムは、天性のものか?

よし、そこも、舐めさせよう。

「先っ、先っぽの穴に、舌、舌先、つっ、突っ込んで」

尿道舐めは、どうだ?

 

さっきから甘酸っぱい液が流れているところ。

何だろ、この液体?

オシッコ?

そうだとしても、気になるどろこか、愛する涼也のものなら? もっと味わいたい。

あたしは舌先をその穴に入れて、ほじり返すように舐めた。

うん、出てくる出てくる、甘酸っぱい涼也の液が…。

 

ダメだ、もう常軌を保てない。

彩乃の丹念さと豪快さを合わせもつ舐め技に、もうこれ以上、何も教えることはない。

尿道がムズムズして、何も、力が入らなくなってくるぅ。

 

涼也の両方の太ももが微かに震えていた。

どうしちゃったのかな?

あたしはもっと味わいたい。

ズズズズー。

舌先でその穴をほじりながら、あたしは唇をすぼめてその液体を啜った。

「ううー」

と涼也の両足がピンと張る。

「OKだ」

と言って脱力した涼也。

あたしはそこから唇を離した。

「気持ち、よかった」

 

唾液塗れのそこを右手で滑らかに扱きながら、彩乃が言った。

初めての体験に、どれだけ自分が大胆になったのか、わかってないとこが、また無邪気で可愛い。

「ああ、最高だ」

「ほんとお?」

と俺を見つめながら、まだ扱くのを、ああ、人差し指が尿道を擽ってやがる、彩乃はまたやめない。

「本当、だって」

と俺が両腕を抜いた頭をパタリと枕に落とした。

「不思議だよねぇ、男の体って…」

彩乃の唇と舌を、また硬いものの茎部分に感じる。

「こんなに大きく、硬くなるなんて…」

そうだ、この流れで、やってやるか。

「彩乃、シックナイン、するか?」

 

シックスナイン?

また、何か難しいのが出てきた。

「それ、何?」

涼也の硬いものを握りながら、とりあえず、聞いてみた。

「ああ、逆さまになるんだ」

「逆さま?」

目を見開くあたし。

まだ涼也の硬いものを握っている。

「俺は、この、仰向けのまんまで、彩乃が逆さまになって俺の顔を跨ぐんだ。お尻をクルンって俺の顔の方に持ってきて、そのまま、俺の顔を跨ぐってやつだ」

真面目な顔して説明してくれるのは嬉しいんだけどさあ、そ、そんな、パンツも履かないで顔跨ぐなんて…。

「失礼にならない?」

と彩乃は言うけど、全く。

「なんねーよ」

「ほ、本当?」

俺のを握りしめて、濡れた髪でキョトンとする、その表情が可愛いすぎる。

「彩乃も俺のを舐める。俺も彩乃のを舐める。お互い同時に気持ちよくなるための、技みたいなもんさ」

「技ねえ…」

彩乃が、やっぱハズいか、少し俯く。

そこまで考えられると、俺も引くよ。

まあ、舐めてもらえたんだし、今日は、ここまでで、いいっか。

「彩乃…」

 

「やるやるやるよー」

とあたしは目覚めたように顔を上げた。

このまま涼也に喋らせといたら、絶対に

「無理ならいいや」

になる。

その前にあたしがやる気みせないと。

だって、興味あるもん。

そうなんだよね、興味あること、やりたいことを変に、良い子ぶって躊躇しちゃうから、涼也が引いちゃんうだよ。

涼也は躊躇いなくあたしに何でも言ってきてくれるのに、あたしが良い子ぶるからいけないんだ。

涼也を愛してるんなら、何の躊躇いもなしに、良い子ぶってても仕方ない、正直になろ。

よし、お尻をそっち持ってくんだよね。

「こんな、感じ?」

 

うわ、ビックリした。

いきなりお尻持ってくるんだから。

「あっ、ああ」

にしても、この角度から眺める彩乃のお尻って、こう、なんか、腰の窪みからグッと絞り出されたような感じで、素敵だよなあ。

「で、跨ぐんだよね?」

「え? あ、ああ、いけるか?」

 「うん、大丈夫」

四つん這いの彩乃が右膝を浮かせた。

 

うわ、うわわわわわ。

躊躇いなしとか決心したすぐあとなのに、いざとなったら、こ、これ、恥ずかいわぁ。

ふあ、もっ、もう、真下から、ドアップで、涼也にあたしのあそこ見られてるよ。

太ももに力入るぅ。

右膝がベッドに着くと、涼也はあたしの両太ももの内側から回し込んだ両手で、あたしのお尻を掴んだ。

「よし、完成だ」

と涼也。

ふーっとあたしは息を漏らした。

 

舐めるの忘れてしまいそうになるくらい見とれてしまう、素晴らしい、光景だ。

眼前にある彩乃の割れ目からは、ボディソープの香り。

ピンクに染まった全体が、膣から溢れた愛液で濡らされてる。

舌を出すと、丁度舐めやすいところに、彩乃の小さな突起があった。

 

あたしの硬くなった突起に、涼也の舌先がついた瞬間。

それが、舐め合いのスタート合図だった。

「あっ」

と小さく声が出て、あたしは涼也の硬いものの先っぽを口に含む。

グリグリと涼也の舌先がその突起を襲う。

「ふっううふぐうふうう」

鼻息なのか、あたしの唇と涼也の先っぽにある僅かな隙間から漏れる呻き声か、どちらかわからない音だった。

涼也の硬いものから右手が離れる。

りょ、涼也の舌と息があ、熱い…。

あたしは手放しで吸い付き、その気持ち良さ全てを涼也の硬いものにぶつけていた。

 

彩乃の舌が、さっきより激しく俺の先端に絡んでいた。

膣口に舌を入れると、彩乃の隠毛が俺のを顎先を擽っている。

何て、美味しい蜜なんだ。

ズーズーと啜った。

 

我慢できずに、スポンっとあたしは先っぽを口から抜く。

こんな下品な格好で、思い切り気持ちさに浸れるのは、涼也だから。

「りょ、涼也、愛してる」

コロコロしたものが入った袋を柔らかく手に包んで、涼也の硬い茎の部分に唇をつけた。

もう、何も、恥ずかいものなんて、ない。

 

今まで、どんな女にも、さすがに汚くてできなかったことがある。

でも、彩乃にならできる。いや、むしろ、したい。

殴られたっていい、やるぞ。

両手で引き寄せた彩乃のお尻を割ると、俺はその可愛い肛門をベロンと舐めた。

「アッ!」

まだ恥ずかしいものが、残ってた。

そこ、忘れてたあ。

でも…。

「そこだけはぁ」

お尻を硬く閉じて、いくらなんでも汚すぎる、情けなく言った。

「彩乃だから、彩乃の肛門だから、舐めるんだ。他の女のなんて死んでも嫌だね」

あたしのだから?

そこまで、涼也はあたしを愛してくれてる。

そこが、最後の部分。

最愛の人に、何を躊躇ってるの?

最後の部分だからこそ解放しなくちゃいけない。

お尻が和らいだ。

さあ、舐めて。

硬くなっていたものが、炙られ、熔かされてく…。