ヤンデレ〜第2章〜

全部、しみつけたい・・・。



俺の下で真奈は目を閉じて唇を震わせている。

 ヤンキー女どもってのは、色んな男と寝て一人前だろーが。

俺にそんな処女みたいな演技かまして、何しよってんだ?

そんなことまでして、俺と付き合いてえか?

それとも、処女なら高く売れる、と金目当ての犯行か?

どっちにしても、俺は手を緩めねえぞ。

おめえの化けの皮、剥がしてやるよ。

真奈のパンツのギャザーに右手の指先だけを入れて、

「今から…」

と囁きながらその指先をゆっくり左右に動かす。

「あそこ、眺められる感想は?」

左肘を真奈の顔の真横に突いて、自分の顎先を撫でながら、俺は不敵に笑った。

「はああ、何とも…」

 

薄目を開けて、あたしは恐々恭一を見た。

うわあ、渋い大人の笑顔。

惚れ惚れ、するぅ。

「おめえ、ビビってんのか? 怖いならやめてもいいんだぜ」

あたしは、んなビビってなんかいねーよ、目を見開く。

「全然、全く!」

今まで片意地張って生きてきた。

その見栄がここでも出た。

「そっか」

恭一は軽く言い放つと身を起こして、あたしの下半身に消え、パンツのギャザーを両手で掴んだ。

「ウリャー!」

一気にずり下げる。

 

「ギャーッ!」

鋭い悲鳴と共に、真奈はまた体をくの字に畳み、股間を両手で押さえた。

「ヘタレが!」

パンツを足首に引っ掛けたまんま、肩まで震わせやがってよ。

「す、すいませーん」

呆れて俺は首裏を撫でた。

「いい反射神経で隠したけどな。おめえの陰毛、ちらっと見えたぜ」

 

「アアーッ!」

あたしは叫んで、横たえた体を更に小さく丸める。

「はいはい」

と私の背中から冷めたような恭一の声が聞こえ、足首に引っかかっていたパンツを取り去られる。

こんな面倒臭いヤンキー女、嫌っすよねぇ?

また涙が滲んでくる。

「ほらほら、こっち向けってよ」

あたしの太ももを掴む恭一の声は、優しい、柔らかい声に変わっていた。

嫌われてなさそう、と途端に癒され、あたしの体の強張りが、やっぱ恭一、素敵、抜けていく。

 


こいつ、何か、ロマンチックなヤンキーだな。

優しくしてやれば、弱くなるんだもんなあ。

普通、ヤンキーってのはよ、優しくされると

「ざけんじゃねーよ」

って逆に反抗的になるもんじゃねーのか?

この女、かなり、珍しいヤンキーだ。

うん、触ってる太ももでわかる。

緊張、取れたみたいだな。

また緊張がぶり返す前に、一気に開くか。

よーし。

「ウラッ、コラーッ!」

「アグアーッ!」

 


やべえ、また叫んだよ。

でも、こんな全開、叫ばないほうが無理ないんじゃない?

あたしの全開になった両足の間で、恭一が素早く身を屈める。

 「うお、意外とおめえ、陰毛薄いな」

「らっめーっ!」

反射的にあたしは両手であそこを隠した。

「おめえ、見られて減るもんじゃねーんだよ。手どけろどけろ」

そう言い放った恭一が、あたしの両手首を掴んで、股間を覆った両手を開ける。

ああ、もう、気合いと根性だけの問題じゃないよ。

好きなら、好きなら見せられるはずぅ。

どうぞ自由にご覧下さい。

あたしは必死で開き直ろうとする。

 

「ヤンキーの女って、普通、ここ、剛毛なんじゃないの?」

俺はひょこりと真奈の股から顔を出した。

「んなの、んなの、ヤ、ヤンキーだって、色々ですよぅ」

声、唇、顔面とオッパイを震わせて、真奈も自分の股間越しに俺を見た。

「そなの」

まあ、何でもいいや。

「そ、それも、恭一の純粋なイメージ?」

不安げな顔だな。

 

「気になる子には、色んなイメージが膨らむんだよ」

こういう、優しい言葉があたしに安らぎを与えてくれる。

あたしは自分の頭をカーペットの上に下ろして、あとは、あなたの自由にして、高い天井を見上げた。

「へー、中身も見事なピンクじゃない」

ああ、意識が、遠のく…。

「小陰唇もちっちゃくて可愛いよ」

褒めら、れてる?

「あれれ、濡れてきてるじゃん」

体が、暑くなってきた…。

「クリが、可愛く立ってるね」

どうにか、なりそ。

「舐めていい?」

「そんなことっ!」

急に意識が正常に戻り、あたしは頭を起こした。

 あ、びっくりした。

 

いいムードだったのに、また、いきなり何だよ?

 「やめてえのか!? おめえよ!」

また、こいつ、俺をキレ気味にさせやがる。

「イッヤ!」

どっちだ? こいつ。

恥ずかしさのレベルを試す為に、やってやるか…。

「わかったよ、やめねーよ。おめえの根性、認めてやるよ」

 


「こ、これで、いいっすかあ?」

両膝の裏にを両手で差し入れて、恭一が求めるなら、思い切ったあたしは両足を抱え上げてあそこを恭一にさらす。

冷静に考えれば、すんげえ、ハズい格好なんだけど。

必死こいて、あたしは愛して愛してどうにかなりそうな恭一の、お、ん、な、になろうとしていた。

「どう、しますぅ?」

でもお、不安なのは仕方ない。

目をパチパチさせて聞いてみる。

恭一は私の股から顔を上げて、きょろきょろ、と周りを見た。

「場所、変えよーぜ。こんなカーペットの上じゃ、味気ねーや。ベッド行くか?」

もう、あたしはあんたに全て任す。

てか、ベッドがいいー!

両膝を抱え込んだままのあたし。

「はいぃ、お願いしますぅ」

顔を上げて、恭一に答えた。

「よし、そのまんまでいろよ」

恭一はあたしの両足の間から出てる。

な、何すんの?

そのままでいろ、と言われたから、あたしは両足を抱えたままで、えっ、え、静止する。

恭一はあたしの背後に周り込んだ。

「お姫様、抱っこだよ」と耳元で囁いた恭一。

「両手、どけろ」

言われるままに、両膝裏にある両手を外すと、代わりに、恭一の両手があたしの両膝裏に入った。

「いっくぞー!」

恭一は、一気に、背後から両足全開になったあたしを持ち上げた。

「ウッフアーッ!」

当然、あたしは叫んだ。

「うっらあ、見てみろ。おめえの姿をよ」

恐々、目を開けた先。

大きな窓ガラスに映っていたものは、恭一に抱え上げられて両足を開かされ、あそこをさらす、この世のものとは思えない、あたしの、こっ、これ、反則、恥ずかしすぎる姿。

「アッハハッガアアーッ! も、もう、お嫁に、行けませーんっ!」

マジでそう思った。

 

「なーにほざいてんだよ? 嫁に行って、妊娠して出産するとき分娩台に上がったら、どんな女でもこんな恥ずかしいカッコするんだよ」

俺の胸に横顔を埋れさす真奈を、「おれおれおれ」と窓にあそこを映しながら、左右に振ってやった。

「おめえ、ケツの穴も、綺麗じゃん」

「ふううう、マジでお嫁無理だしーっ!」

フッ、号泣しやがってよ。

口先だけで意気がってる、井の中の蛙ヤンキーが!

ニューヨーク、ロンドン、東京と、世界の株式市場を相手にしてる証券マン舐めんじゃねーぞ、バーカ!

Show me fuckin’ your pussy and ass hole! Punk girl!(おめえの腐れあそことケツの穴さらしやがれ!ヤンキー女が!)

「俺が、嫁にもらってやるから。安心しろ」

この強弱も、俺たち証券マンには大事なんだよ。

 

その、この上ない言葉に震えを止められたあたしは、サッと恭一の胸から顔を上げた。

「ほ、ほんとにぃ?」

見開いた目を、瞬きする間も勿体ないと思うほど、恭一に向けた。

「ああ、こんな、変形お姫様抱っこできる女は、おめえしかいねーよ。文句言わせねえ、俺の嫁になれ」

その、粋な命令口調。

あそことお尻の穴をさらしているのも忘れるくらい、素敵、だよ。

「続きは、ベッドルームだ。このまま、運んでやる。覚悟、しろ」

「はい、しっ、します」

恭一、あんた、カッコよすぎる。

 


軽い軽い、何てことねえぜ、こいつの華奢な体。

俺は真奈の背後から両足を開かせたままの状態で、リビングの隣にあるベッドルームの扉の前に来た。

「よーし、ここだ」

と真奈の体をそのドアの前に下す。

「うううぶ」

真奈はやや引いた腰を震わせて、今更隠してどーすんだよ、右手で股間を抑え、左腕でオッパイを隠した。

ドアを開けた俺は、部屋に入ってすぐ左にある照明のスイッチをつけた。

 「入れよ」って速えなあ!

目の前にベッドを見つけた、全裸の真奈は猛然とダッシュして、スルーっとそのベッドの中へ滑り込んだ。

 腕っぷしの強さと逃げ足の速さはヤンキーには必須だから、まっ、しゃあねえか。

はああ、やっと落ち着いたぁ。

 

恭一の広いベッドの中へ滑り込み、真っ暗な中で、あたしは深いため息をついた。

「おい」

恭一の声に

「はい」

と顔だけをベッドの中から出す。

「寝心地は?」

ちょっと呆れた笑顔が、あどけなくて可愛い恭一。

「すっごい、気持ちいい」

「そこは、何人もの女と寝たベッドだ」

ムカつく、メラメラと沸く嫉妬を抑える為に、あたしは奥歯を噛みしめ、シーツをグッと握りしめる。

でも、包み隠さず、話してくれる恭一への、益々と強くなる愛情も感じていた。

「今夜、その女どもの匂いを消し去って、おまえの匂いをしみつけろ。そこは、もう、おまえだけのベッドだ」

表情を変えず、あたしを見つめて、そう言ってくれた恭一。

ベッドだけじゃない、恭一の体にも、あたしの匂いをしみつけてやる。

 


「明かりは暗くしねーぞ」

「明るくないと、意味ないから」

ほう、目が座ってる。

顔つきが、さっきまでとは違うな。

「ここで、俺は全裸になる。俺のを、見せてやるよ」

「ひゃああ」

何で、また布団に潜り込むんだよ?

 

真顔でそんなこと言うんだもん。

まあ、男らしくてカッコいいんだけどさあ、何かあ、照れるわぁ。

「出てこいこら、へたれヤンキーが」

ああ、そんなに見てほしいんなら、見てやるよっ!

何だよ、そんもんぐらいさ。

「脱いでみろや!」ってもうあんた全裸かい!

「どうだ? おい」

 うわ、デカ!

「うううう」

 驚きが、言葉を塞ぐ。

 そんな、デカいの、入るかあ?

「ギンギンだろが」

と恭一はソレを撫でながら、ニヤッと笑みを浮かべてベッドへ、逆三角形で6パックボディのうっとりする裸、近づいてきた。

 


裾を掴んだベッドの布団をバッと捲り上げると、素早く、真奈に覆い被さる。

 ぐちょぐちょと舌を絡みめ合い、真奈の亀裂に中指を差し込んだ。

ここも、ぐちょくちょ、だ。

「いい感じで、濡れてるじゃねえか」

「恭、一いいい」

唇を濡らし、真奈は俺の二の腕を掴む

「ここがまたいいんだよ」

と俺は真奈の亀裂上部にある、硬くなった突起に、その中指で触れる。

「ウッグウッ」

真奈は両目を大きく開き、枕から頭を浮かした。

容赦なく、恭一の指があたしの、その硬い部分を攻める。

「アッ、ウウッ、ウアアアアー!」

叫び声と一緒に全身が膠着した。

で、でも、何か、気持ち、気持ちいっ、いいー。

「どうだ?」

と尋ねて、恭一があたしの唇に自分の唇を重ねると、今まで味わったことがない、この気持ちよさをぶつけるように、あたしのほうから夢中で舌を絡ませた。

頭、頭の中が、まっ、真っ白に、なるううう…。

しみつけ、たい。

あんたに、全部、しみつけたい。